赤い薔薇を愛した王子さまミュージアム

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 あざやかな金髪の王子さまは、自分の生まれた小さな星に咲き、一生懸命育てた一輪の「バラ」と喧嘩をしてしまいます。そして傷つき住んでいた星を離れて、7つの星を渡り歩くことになったのです。それぞれの星では「一人ぼっちの王さま」「ウノボレ屋」「酔っぱらい」「実家家」「点灯夫」「地理学者」「ボク」に王子は出会います。
 
 地理学者に勧められた地球にたどり着くと、そこで「ヘビ」と「キツネ」に出会います。ヘビからは「人間と友だちになっても寂しいよ」と教わり、キツネからは「たいせつなものは、目には見えない」という、この物語の主題を教わるのです。

 最後に地球でサハラ砂漠に不時着していたパイロットで語り手の「ぼく」と出会います。二人はカラカラの喉をいやすため、水を求めて砂漠を歩き井戸を見つけました。そこで気位が高くて弱みを見せるのを嫌がった「バラ」が別れの時にしおらしく謝っていた姿を思い出しました。目に見えない大切なものに気が付いた王子さまは、「ぼく」に見守られる中、ヘビに自ら噛まれます。そして体を軽くして「バラ」と再会するために、自分の星へと帰って行きます。

 今も世界中で愛される名作『星の王子さま』は、1943年にニューヨークの出版社「レイナル&ヒッチコック社」から最初に出版されました。それから現在まで1億5千万部以上も売り上げている超ロングセラーです。

名言集

sage parole

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

大切なことは、目に見えないんだよ。 

キミがバラのために時間をかけた分だけ、バラはキミにとって大切なものとなるんだ。 

本当の愛は、何一つ見返りを望まないところに存在するんだよ。

 本当の贅沢というものは、たったひとつしかない。それは人間関係に恵まれることなんだ。 

砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからなんだ。

 言葉じゃなくて、してくれたことで、あのバラを見るべきだった。あのバラはボクをいい香りでつつんでくれたし、ボクの星を明るくしてくれたんだ。

 金色に輝く麦畑を見ただけで、ボクは金色の髪のキミを思い出すようになる。麦畑をわたっていく風の音まで好きになるんだ。

作者

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サン=テグジュペリ

1900年6月29日、フランス・リヨンの名門貴族の子弟として生まれたアントワーヌ・ド・サンテグジュペリは、学生時代から文学を愛していました。この頃、彼は飛行機との出会いも果たしており、飛行機乗りに憧れました。このことは、後の彼の人生に大きな影響を与えることになります。その夢を叶え空軍の兵役に就き、パイロットとなり、その結果、レジオン・ドヌール勲章を授与されました。 除隊後、航空会社の路線パイロットとなり、多くの冒険を経験。その後様々な形で飛びながら、作家としても活躍しており、処女作は『南方郵便機』(1929年)です。この作品はあまり評価されませんでしたが、『夜間飛行』(1931年、フェミナ賞)、『人間の土地』(1939年、アカデミーフランセーズ賞)は人気を博しました。戦争中、アメリカ・ニューヨークに亡命している時に書いた物語『星の王子さま』(1943年刊)は世界中で大人気を博しました。 自由フランス空軍に復帰したサン・テグジュペリは、偵察機の搭乗員として困難な出撃を重ねました。そして1944年7月31日、コルシカ島の基地を発進したサンテグジュペリの飛行機は、地中海付近で行方不明となってしまいました。その後、彼が帰還することはありませんでした。

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    館長のごあいさつ

     みなさま、こんにちは。この度は、「赤い薔薇を愛した王子さまミュージアム」にお越しいただき、ありがとうございます。私は館長を務めております山田和生と申します。
     このミュージアムのコンセプトや展示内容について、簡単にご紹介させていただきます。
     『星の王子さま』は、読んでいなくても聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。この物語は、不時着した砂漠で小さな王子さまと出会ったパイロットのぼくが、王子さまの旅の話を聞きながら、本当に大切なものに気づいていくという、やや哲学的な童話です。この物語は、作者のサン=テグジュペリ自身の体験や思想が反映されており、大人になっても忘れられない貴重なメッセージが込められています。
     またサン=テグジュペリは、自分の夢を追い続けた人物でした。彼は飛行機と空を愛し、文学と人間を愛しました。彼は自分の体験や思考を作品に込め、世界中の人々に感動と教えを与えました。彼は私たちに、人生の本質や大切さを教えてくれた人物です。
     このミュージアムはサン=テグジュペリの世界を深く知り、彼の思想や感性に触れることができる場所です。さらに、王子さまの世界観を表現したオリジナルの美しい版画もブティックコーナーで展示・販売をしています。気に入っていただければお求めいただくこともできます。
     ネット上の美術館は入場料や予約も必要ありませんし、時間や場所の制約を気にせずにアートを楽しめます。どこにいても、インターネットに接続できれば簡単にアクセスできます。そのような点でリアルな美術館とは違った魅力を持っています。
     ぜひ、王子さまに会いたくなった時、サン=テグジュペリの言葉を思い出したくなった時、眠れない時、元気になりたい時、にいつでもお気軽に「赤い薔薇を愛した王子さまミュージアム」に訪れてください。😊
     みなさまにとって、このミュージアムが現実を忘れて夢に浸れ、楽しく、癒され、そして有意義な場所となることを願っています。どうぞ、ごゆっくりとお楽しみください。
    ご来館ありがとうございます。😊

    赤い薔薇を愛した王子さまミュージアム
    館長 山田和生